ホテルマンのシエスタより
大地震に備えて用意しておくべきもの | |
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日本に住んでいる以上地震は避けられません |
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備えあれば憂いなし。いざという時の為に防災グッツを用意しておきましょう。 特に今は、確率的に地震が起こる時期に入っています。関東だけでなく、東海、東南海、南海など全国で一気に起こる可能性もあります。 建築や消防などの公的機関に勤め、情報を持っている人ほど大地震に備えているそうです。 どんなものを用意したらいいか解らないからと何もしない・・・はいけません。 下の表は、防災の専門家が選んだグッツです。これを参考に準備をしましょう。 |
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1 | 充電たまご (地震感知器) |
携帯電話の充電が可能な手巻き充電式のラジオ。地震を感知するとセンサーが反応して、ライトとサイレンで置き場所もすぐわかる。 (株)太知ホールディングス = 15,550円。 |
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2 | 非常持ち出し袋 |
非難生活で必要な防災グッツのセット。避難する際に持ち出せる場所に保管すること。各社いろいろ揃えている。 東急ハンズ=1万5250円。 (有)防災防犯ダイレクト = 25,000円 |
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3 | ヘルメット (タタメット) |
文字通りたためるヘルメット。省スペースで保管できるうえに、強度も普通のヘルメットとなんの遜色もない。小さいながらもちゃんと機能を兼ね備えている。 (株)イエロー = 5,250円 |
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4 | 携帯トイレ (せいけつさん=20回分) |
大小兼用の携帯式トイレ。断水で自宅のトイレが使用不可能になったときなどに便利。排泄物を固める凝固剤と抗菌消臭スプレーがセットになっている。(これははずせないアイテム) イワツキ(株) = 5,250円 |
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5 | 水 (エマージェンシーウォーター=500ml) |
災害備蓄用の5年保存ができる飲料水。限りなく不純物がゼロに近いので赤ちゃんのミルクにもそのまま使える。 グリーンケミー・インターナショナル = 4,536円(24本セット) |
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6 | ごはん (アルファ米スタンドパック安心米) |
一度炊いたお米を乾燥させた保存食。常温でも5年間「保存が可能。お湯を入れても倒れないスタンドタイプ。赤飯やおこわなどのシリーズも。 アルファー食品(株) = 280円(100g)〜。 |
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7 | 家具の固定 (リンクストッパーズ) |
工業用にも使われる強力な3Mのテープを使用したストッパー。10年は効果が持続できるので、度々の張り替えの不要。家具転倒から身を守ってくれる。 (株)リンテック21 = 2,940円 |
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8 | 家具の扉を自動ロック (振動くんシリーズ) |
震度8以上の地震が起こった場合、家具の扉が開いて、中身が飛び出すことも。そんな時、扉に自動的にロックが掛かる。取り付けもかんたん。 (株)イマオコーポレーション = 1,365円〜 |
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9 | 簡易消火具 (ファイアーアウトM) |
地震で恐ろしいのは2次災害の火災。この消化器は、初期火災に効果的なハンディータイプの商品。油やガソリンなどに掛けておくと引火しないのも特徴。 宮田工業(株) = 2,940円 |
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10 | 地震計と避難アドバイス (グラグラフ) |
地震の強度に合わせて、避難する際のアドバイスが流れ、何をすべきか教えてくれる地震計。起こった地震はデータとして蓄積される。 (有)フリースタイル = 9,800円 |
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避難方法も、建物の構造、周りの環境によっても異なりますが、時代と共に変化してきているようです。 今は地震が起きたら、まず外に出る事。 阪神・淡路大地震では亡くなった人の8割以上が屋内でした。 高層ビルではゆっくり大きくゆれ、家具も一緒に移動するので対策が必要。 |
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地震が起きたときに、一番重要になることは、「人とのつながり」です。水や食料も分けられますし、阪神大震災の時に埋まった人を助けてくれた人の多くは近所の人でした。 あらかじめ、家族間では、「地震の時はここに集まろう」と言っておくことや、離れた親戚があれば、そこを連絡の中継点にする三角連絡法などがあります。よく話し合いをしておきましょう。 ※緊急時、身近なものでキャンドルを作る ⇒ クリック 阪神・淡路大震災(1995年1月17日)では、地震は10秒、避難所が消えたのは5年後でした。 2010年3月15日 |
※これを書いた1年後の、2011年3月11日、東日本大震災(マグニチュード9.0)が発生した。
追記 : 巨大地震から命を守る30のルール ⇒ クリック
※Wikipedia : 阪神淡路大震災 ⇒ クリック
※Wikipedia : 東日本大震災 ⇒ クリック