ホテルマンのシエスタ


秋田芸者 復活への舞


<The past>

秋田の芸者文化は明治時代、港に近い土崎地区の料亭などで芸を争うなど盛んだった。
大正から戦前期にかけては秋田市中心部の川反(かわばた)地区に料亭などが立ち並び、置き屋だけで40〜50軒、芸者は150〜200人を数えた。
しかし、宴会の変化や後継者不足で衰退し、10年ほど前に現役の芸者は絶えたとされる。



<The future>

その川反芸者を「秋田舞妓(まいこ)」の名で復活させ、秋田の観光や文化を発信するプロの人材を育成、派遣する運営会社「せん」が今月、同市内で設立された。
接客のスペシャリストをめざす見習生を募集し、稽古をつけて8月の竿燈(かんとう)まつりでのお披露目をめざす。

   


「秋田にもっと人が訪れるきっかけを作りたかった」と語る水野千夏社長(25)は大仙市出身。
大学卒業後、東京都内で就職し、3年前にUターンして現在は秋田市内で暮らす。

地元の歴史を学ぶ中で、かつて川反の繁華街に芸者がいたことを知り、興味を持った。
「驚いた。ならばみんなも驚いてもらえるはずだ」と川反芸者の復活事業を発案。
1年ほど前から地元企業などに支援や協力を呼びかけると、老舗割烹(かっぽう)経営者や税理士らの間で支援の輪が広がった。
秋田舞妓はイベントなどに参加するほか、1時間1万円の“花代”でお座敷に呼ぶことができるという。
山形市の「やまがた舞子」などとも連携し、観光振興につなげたい考えだ。 (2014年8月)



この際、ついでに紳士(Gentleman)の為のお勉強 (^_^)v

芸妓とは (ウィキペディア)

花柳界とは




☆リンク ⇒ 秋田美人のルーツ