ホテルマンのシエスタより


月まで歩いたらどのくらいかかる?

= 暇にまかせてちょっと計算してみました。


 地球は美しい

地球から最も近いところにある星が、月ですね。

現実に人類が立ったこともある、唯一の地球外の星です。


今、行けるのは、ロケットですね。



そのロケットでも 約3日かかるのです。
 第二宇宙速度 (マッハ33.3) → 下に「参考」を付けました。


仮に、月まで歩いていくとしたら何日かかるの?




月までの距離は38万キロメートル。
普通の人は、だいたい時速4キロで歩くという。

1日10時間、歩きっぱなしだとして、1日40キロ。1年で1万4600キロ。
このペースだと 26年かかる。
1日24時間、ずっと歩いたと仮定しても、11年かかる。


では、新幹線ならどうだろう。



時速200キロの新幹線がずっと止まらず、スピードも落とさないとして、63日

いずれも、時間がかかるものの不可能ではないような気がするが、現実には道も線路もない。


巨額の費用がかかるが、ロケットで行くのが1番早道のようです。(^ ^)v




「参考」

ロケットは、時速何キロで宇宙までとんでいくんだろう。


    


簡単にいうと3種類の必要速度が有ります。

<第1宇宙速度>

他に推進力が無くても地球を周回できる速度でして毎秒7.9kmです。
人工衛星、スペースシャトルを打ち上げる時の最終必要速度に該当します。
時速2万8千キロ(マッハ23.3)にもなります。


<第2宇宙速度>

他に推進力が無くても地球を脱出できる度度でして毎秒11.2kmです。
惑星探査機が該当しますね。時速4万キロ(マッハ33.3)になります。


<第3宇宙速度>

他に推進力が無くても太陽系を脱出できる速度でして毎秒16.7kmです。
これは太陽系を飛び出すのに必要な速度です。時速5万8千キロ(マッハ48.3)です。

勿論、発射した地点でその速度を出している訳では有りません、徐々に加速して行きます。

※音速=マッハ1を時速1200キロとして計算した。


 宇宙速度に関して、詳しくはウィキで → クリック

参)世界最強と言われる米軍戦闘機 F−22ラプター でさえも最高速度は マッハ2.25 です。


35億年前、月は大気に覆われていました。

米航空宇宙局(NASA)の研究チームによれば、約35億年前の月は大気に覆われていたという。
火山活動で大量の水蒸気などが噴き出し、約7千万年にわたり表面を覆ったとみられる。
その後ガスの発生が収まり、現在のような表面になったのだとか。
月の地図

Map 拡大



【古典落語から】

三遊亭圓生


古い噺で、親子三人の馬鹿という、...。

弟が物干しへ上がりまして、長ーい竿を振り回している。

おーい、何をしてるんだな、高いとこへ上がってよ。
いやぁ、あんちゃんか。今ね、上に、あの、光っている星を、これで、はたき落すんだよ。
馬鹿だなぁ、おめえも。短っけえものじゃ、落ちねえやな。もう一本、つないでみな。

<m(_ _)m>


ふたぁり(二人)、長い竿を振り回している。

おいおい、危ねえなぁ。 何をしてんだ。
いやぁ、おとっつぁんか。今ね、上に、あの、光っている星をね、これで、はたき落そうってんだい。
いくらやったって、あれは落ちやしねぇ。
へぇー。何だい、あの光ってんなぁ。
雨の降る穴だ。


おそまつでした。