ホテルマンのシエスタ
糖質オフダイエット
<WEB記事より抜粋>
ボディ特集号で、紹介するたびに大反響の糖質オフダイエット!
人気の理由の一つは、「お酒も楽しみたい!」という女子も無理なく実践できること。
ダイエットに我慢は禁物。正しい知識を身につけて、大いに飲んで食べよう!
注)カロリーダイエットとは別です。
【糖質オフダイエットとは?】
基礎代謝量アップに欠かせない筋力を落とさずに、体脂肪率だけを減らすには、むしろ肉や脂質が必要。
糖質オフを開始すると、体内の水分が減り、脂肪をエネルギー源として使い始めるようになる。
大幅な体重減を目指すのであれば、1日あたりの総摂取量も意識する必要があるが、基本的にはカロリーよりも糖質の少ない食材を意識して選ぶことで、体脂肪のみを落とすことが可能となる。
糖質オフでは1週間にいきなり2〜3kgが減ることも珍しくないため、リバウンドを気にする人もいる。
ただし、これは余分な水分が抜けたことによるもの。
糖質オフとは、本来あるべき健康的な体に戻すことを目的としており、無理で急激なダイエットとは異なるため、ちゃんとルールを守れば、リバウンドを心配する必要もない。
さあ!糖質オフダイエット。 あなたの知識度を”TEST”してみましょう。
ズバリ!1食で摂収していい糖質量はどちら?
(A)角砂糖4個
(B)バナナ1本
正解は(A)
糖質オフダイエットでは、一日に摂取する総糖質量を60g以下に抑えるのが基本。
つまり、毎食20gずつが目安になる。角砂糖の糖質量は1個5g。
一方、忙しい時やダイエット時の食事代わりになりやすいバナナの糖質量は1本(100g)で21.4g。
いずれにせよ、その一品だけで20gの糖質を摂取してしまうと、たんぱく質などの栄養素がほとんど摂れないことになるのでご用心。
ちなみにご飯一膳に含まれる糖質量は、なんと角砂糖11個分!
ファミレスでどちらを選ぶ?
(A)せいろそば
(B)ステーキ
正解は(B)
糖質オフダイエットでは、食べ物の量ではなく質を変えることが大切。
一見、せいろそばのほうが、カロリーが少なくてヘルシーそうだが、ご飯やパン、麺類などの主食や芋類は、糖質が多く含まれる食材の代表格。
せいろそばよりステーキのほうが高カロリーだが、あくまで低糖質かどうかが選択の基準となる。
ランチはどちらを選ぶ?
(A)肉じゃが定食
(B)ハンバーグ定食
正解は(B)
和食のほうがヘルシーに思えるものの、和食は意外に糖質が多い。
特に煮物は、糖質が多い砂糖やみりんを多用しているので注意が必要。
糖質が少ない調味料はしょうゆ、味噌(白味噌以外)、塩、酢、マヨネーズなど。
逆に多いのは砂糖、シチューやハヤシライスなどのルウ、焼き肉のたれなど。さらに肉じゃがはじゃがいもが高糖質の芋類なのでNG。
ごぼうやにんじん、レンコンなどの根菜類も糖質を多く含んでいる。
また、ハンバーグ定食でも、セットのご飯には極力手をつけないこと。
おかずはどちらを選ぶ?
(A)フライドチキン
(B)野菜天ぷら
正解は(A)
揚げ物はダイエットの敵! と思われそうだが、糖質オフダイエットでは大丈夫。
ただし、衣(小麦粉)の量には気をつけたい。
野菜の天ぷらよりも、フライドチキンや鶏の唐揚げのほうが衣の量が少なく、糖質が少ない傾向にある。
しかも天ぷらは、芋類や根菜類など、糖質を多く含む野菜が多用されるので注意が必要。
コンビニのサラダはどちらを選ぶ?
(A)ほうれんそう草の生パスタサラダ
(B)グリルチキンのシーザーサラダ
正解は(B)
チーズは糖質オフダイエットの強い味方。
脂質やカルシウムが豊富で、糖質が低い食材。お酒のおつまみやおやつにも大活躍!
デザートはどちらのフルーツを選ぶ?
(A)バナナ
(B)オレンジ
正解は(B)
ダイエット時に重宝されるフルーツだが、果糖が多く含まれている。
果糖は血糖値を大幅には上げないものの、中性脂肪になりやすいので糖質オフダイエット中はフルーツ自体を控えて。
中でもバナナはでんぷんを多く含むため、柑橘系のほうがベター。
ランチに食べたいカップスープはどっち?
(A)春雨入りスープ
(B)玉子とわかめのスープ
正解は(B)
意外に見落としがちなのが春雨。
低カロリーでダイエット中でも人気の食材だが、でんぷんを多く含むので糖質オフダイエットでは控えよう。
小腹がすいた おやつの時間。どちらを選ぶ?
(A)アロエヨーグルト
(B)カマンベールチーズ
正解は(B)
牛乳やヨーグルトなどの乳製品は乳糖を多く含むので、糖質オフダイエット中は避けたい。
アロエやフルーツ入りのヨーグルトはもちろん、無糖のプレーンヨーグルトも同じ。
ただし、チーズは別。発酵などの加工過程で乳糖が減り、糖質が極めて少なくなるからだ。
種類も豊富で、酒の肴に最適!
どうしてもスイーツが食べたい。どちらを選ぶ?
(A)わらびもち
(B)プリン
正解は(B)
基本的に糖質オフダイエット中のスイーツは控えること。
どうしてもという時は消去法で考える。
ヘルシーそうな和菓子は、和食同様に全体的に糖質が高め。
わらびもちは、でんぷんを多く含むうえ、黒みつもかかっている。
一方、プリンは砂糖や牛乳を含むものの、卵がメインなのでベター。
仕事中どうしても甘いものが食べたい。どちらを選ぶ?
(A)チョコレート1カケ
(B)クッキー1枚
正解は(A)
「脳は糖でしか働かないため、頭を使う時は甘いものを補給しなくては!」と言われることが多い。
実際は、糖質を積極的に体内に取り込まなくても、脂肪をエネルギー源(糖)に変換できるため、わざわざ脳のために糖質を摂取する必要はない。
むしろ糖質過多になることで、糖による血糖値の乱高下が原因で起こる機能性低血糖症(うつや不眠、頭痛など)になることも。
甘いものが恋しい時は、カカオ分の多いチョコレートを一かけだけ。
ダークチョコレートを選べばなおよし。
どうしてもパンが食べたい。どとらを選ぶ?
(A)食パン
(B)クロワッサン
正解は(B)
そもそもパンは糖質を多く含んでいるため、避けなくてはならない食品。
クロワッサンのほうが高カロリーと思われがちだが、クロワッサン1個(40g)の糖質は16.9g、食パン1枚(60g)の糖質は26.6gと、実は食パンのほうが多い。
むしろ、トランス脂肪酸の有無に注目したい。
トランス脂肪酸とは、植物油を作る時などに生成される成分で、欧米では使用を規制されるほど体によくないといわれる物質。
食パンには糖質が高く、トランス脂肪酸を多く含むマーガリンやショートニングがたっぷり。
一方、クロワッサンはバターを使用することが多い。
ラードやバターなどの動物性油脂のほうが、安心して摂取できる。
ただし糖質オフ中は、くれぐれもパンの摂取自体を控えるように。
風呂上がりの1杯。どちらを選ぶ?
(A)スポーツドリンク
(B)糖質ゼロビール
正解は(B)
最近話題の糖質ゼロビール。糖質オフダイエット中の酒飲み女子には強い味方。
ただし、完全に0ではないので、飲み過ぎには注意したい。
一方、スポーツドリンクは体によさそうに見えても、ブドウ糖を多く含んでいる。
清涼飲料水は、全般的に糖類を多く含んでいるので、糖質オフダイエット中は避けるように。
しかも、食べ物よりも飲み物として糖質を摂取するほうが、血糖値の上昇は著しくなる。
飲み物に対しても細心の注意を払おう。
サラダのドレッシング。どちらを選ぶ?
(A)シーザードレッシング
(B)ノンオイル青じそドレッシング
正解は(A)
ノンオイルのドレッシングは安心と思いきや、実は油を減らした分、満足感を得るために糖類をプラスしているものが多いので注意が必要。
一見高カロリーでも糖質オフの優等生、チーズをふんだんに使ったシーザードレッシングを選択。
野菜料理を選ぶならどちらを選ぶ?
(A)茹でブロッコリーのマヨネーズあえ
(B)きんぴらごぼう
正解は(A)
野菜は緑の濃いものを選ぶこと。
きんぴらごぼうは糖質を多く含む根菜であるうえ、砂糖やみりんを使っている。
マヨネーズは卵が主体で、意外に低糖質。
ただし、低カロリーマヨネーズは、砂糖が添加されていることが多いので気をつけて。
ちなみに、オレイン酸が多く含まれるオリーブオイルは、日常の調理油として取り入れるのがおすすめ。
ダイエット中なのに飲み会。どちらを選ぶ?
(A)ジンジャエール
(B)ハイボール
正解は(B)
ダイエット中はアルコールは禁物と思いがち。
だから「ノンアルコールで我慢!」と、糖質を多く含むジンジャーエールを選ぶのは論外。
アルコールは熱として放出され、ほぼ体内に残らないエンプティカロリーなので、安心してお酒を楽しんで!
お酒を飲むならどちらを選ぶ?
(A)日本酒1合
(B)ハイボールジョッキ1杯
正解は(B)
アルコールOKの糖質オフダイエットでも、重要なルールがある。
それは、蒸留酒を選ぶこと。糖質が多い醸造酒はNG。
蒸留酒とは、焼酎、泡盛、ウイスキー、ブランデー、ウォッカ、ラムなど。
醸造酒はビール、日本酒、マッコリなど。
日本酒1合に含まれる糖質は8・8g。ハイボールならいくら飲んでも0g。
まだまだ飲みたい。どちらを選ぶ?
(A)ビールジョッキ1杯
(B)ウィスキーロック3杯
正解は(B)
摂取するアルコールの量ではなく、あくまで糖質が多いかどうかがポイント。
アルコールを節制するつもりで、たとえ1杯でもビールを飲むくらいなら、ウイスキーのロックを存分に堪能すべし。
ただし、強いお酒を飲み過ぎると食道を痛め、肝機能にも影響が出るので、健康面での配慮も忘れずに。
酒のつまみ。 どちらを選ぶ?
(A)ジャーマンポテト
(B)スモークサーモン
正解は(B)
じゃがいもは糖質が多いので、ジャーマンポテトはNG。
オリーブオイルがたっぷりかかったスモークサーモンのほうが、健康面でもおすすめ。
今日はワインバー。どちらを選ぶ?
(A)白ワイン
(B)赤ワイン
正解は(B)
醸造酒の中でもワインは例外。
一般的には白より赤のほうがより糖質が少ないといわれている。
しかし、赤か白かよりも、辛口(ドライ)かどうかで選ぶこと。
辛口なワインのほうが、糖質が少ないからだ。
カクテルバーでオーダー。どちらを選ぶ?
(A)トロピカルカクテル
(B)ギムレット
正解は(B)
口当たりのいいフルーツやジュースを使ったカクテルは避けたほうが無難。
特に、ガムシロップを多く含み、ジュースで割った甘いトロピカルカクテルに注意。
ジンベースで、柑橘系のライムジュースで割ったギムレットのほうが、安心して飲める。
さあ!がんばってみよう (^_^)v
ぎ ゃ 〜