ホテルマンのシエスタより




2011.04.08
仙台でのボランティア活動から帰ったきた
友人からのメール 紹介



お疲れ様です。
 
また大きな余震が発生したことは ご存じのことと思います。
 
被災者の方々も多少なりとも落ち着きを取り戻しつつある中で昨晩の大きな余震は、精神的なショックを受けている様子です。
 
今回は仙台市内にもビル建物の一部破損が多く確認されています。
今月4日頃から仙台駅前の商業施設は通常通りの営業再開にこぎつけたばかりだとういうのに、早くも臨時閉店。
 
余震はいつまで続くのでしょうか。
 
 
被災者が困っている事は十人十色 多岐にわたりますが、被災者のほぼ全員に共通していることは『情報不足』ということです。
 
特に地元の小売店、金融機関、医療機関の再開予定、ライフラインの復旧状況と今後の復旧計画日程地元メディアの機能も低下しているため、情報源は全国版テレビと全国版ラジオと全国版新聞となっています。
要は関東に居住する我々が観るテレビニュースを被災者も観ているわけです。
その全国放送は被災地全般的な大まかな被災状況であったり、大まかな復旧状況であったりします。
 
なので被災者の地元である細かい各市町村の情報がつかめない、という環境です。
 
 
私も被災者の立場に立ち、冷静に考えてみれば、確かにそうだ と気付きました。
テレビで被災地や避難生活の映像を被災者自身が観ても、それはあまり大きな意味はない。
 
むしろ 隣近所のスーパーが営業再開した、とかガソリンスタンドが明日営業再開する等々の避難生活を少しでも楽にできるまたは地元が少しづつでも復旧しているというような情報、そんな地域情報というか地元情報を被災者は必要としています。
 
情報の時代に情報が得られないという環境は、息苦しく、不安なことだと思います。
 
役場の人たち、ボランティアのスタッフは精一杯活動しています。
 
しかし何をやるにせよ、人手不足です。
 
もっともっと支援の輪を広げて、更には被災地で直接的な支援活動ができる人材が多く名乗り出てくれることを祈ります。





2011.04.10


掲載 ありがとうございます。
 
ボランティアは1週間活動できることが条件・・・というような認識でいる方が多数いると思います。
実際は2日間または3日間という短期でも受け入れる団体も増え始めています。
それだけ切羽詰まっているということです。

仙台市内の営業休止中の宿泊施設もボランティア活動が目的の方には宿泊予約等々受け付けてくれます。
 
仙台行きの高速バス、空席も多数あります。
 
あまりの悲惨な光景に精神的ショックを受けるボランティアもいます。

なので体力・精神力とも自信のある若者たちへ協力お願いします。