ホテルマンのシエスタ


<Web記事より抜粋>


隠れ不眠になる!? スマホ依存「ベッドモバイラー」の恐怖

寝る時は枕元に。外出先でも常にスマートフォンをチェック。
そんな日常が当たり前になりつつありませんか?
ベッドの中でもスマホを離さない”ベッドモバイラー”が急増しています。

実はこのようなスマホ依存に、不眠を引き起こす可能性があることがわかりました。
問題はブルーライト(青色光)が与える目への影響です。

そもそもブルーライトとはどんなものなのでしょうか。
今回はベッドでもスマホを手放さないという人のために、隠れ不眠になってしまうのを回避する方法をご紹介します。

■体内リズムの乱れを誘導するブルーライト

目に見える光のうち400?500ナノメートル前後の短い光のことをブルーライトといいます。
エネルギー量が高いため目の角膜や水晶体で吸収されず、直接網膜に達しています。
見続けると物が滲んで見えてきたり、眼精疲労だけじゃなく網膜に支障をきたす場合があるといいます。

実は自然界にもブルーライトは存在します。
太陽光の中にも含まれていて、朝日を浴びることで体内時計を正常に進める働きがあります。

一概に悪いものとも言い切れないのですが、 本来なら浴びないはずの時間帯、特に夜、青色光を見続けることで眠りが浅くなり、入眠してもすぐに目覚めてしまうなどの原因になってしまうのです。

■夜はディスプレイの光を暗く、少しでも目から遠く

光の強さは光源からの距離の2乗に反比例するので、40ルクスほどの低いライトでゲームを続けたらメラトニンの分泌が抑制されてしまったという報告もあります。

メラトニンとは血中で増えることで睡眠を誘うホルモンで、この量が減ると睡眠の質が落ちてしまったり、睡眠のリズムが崩れるともいわれています。

ベッドの中でどうしてもスマホをいじってからでないと眠れない癖がついてしまった人は、横になりながら顔の近くでスマホを使うことは避けましょう。
ブルーライトをカットする眼鏡をかけるだけでも、青色光を遮断する効果が認められているそうです。

これまでは脳が体内時計を刻んでいるとされてきたようですが、さまざまな要因が影響していることがわかってきています。
美容だけでなく健康のためにも、スマホの使い方に気をつけてみてくださいね。




グーグー寝るだけで「美人になれちゃう」最強の睡眠テク

皆さんは毎日ぐっすり眠れていますか?
「睡眠時間は充分なはずなのに、目覚めても疲れが取れない」「起きると顔がむくんでる」こんな悩みをよく耳にしますが、せっかくの休息の時がそれでは残念ですよね。

人生の3分の1を占める睡眠だからこそ、上質な眠りと共に、その睡眠時間を利用してキレイを手に入れられたら嬉しいものです。
そこで今回は、寝るだけで美人になれる簡単テクをご紹介します。

■美と健康によい“ベスト気温&湿度”

快適な睡眠のためのベスト気温は、夏場が“26〜28度”。冬場で“15度前後”が理想です。湿度は年間通して50~60%を保てると、肌荒れや喉の乾燥を防ぐことができます。

■あなたは意識している? 寝方と美の意外な関係

寝方には大きく分けて、“仰向け”“横向き”“うつ伏せ”の3タイプがありますが、実はこの中で一番美によいとされているのが、“仰向け”なのです。 仰向けの姿勢は、血行促進に加えてリラックス効果があるといわれています。

“横向き”や“うつ伏せ”の姿勢では、骨盤の歪みや背骨が曲がってしまう恐れや、内臓が圧迫される危険があります。また、歯並びや顔のゆがみといった、女性にとって恐ろしい悪影響も。寝るときは“仰向け”を心がけましょうね。

■体型に合わせたマットレス選びが大切

寝心地のよさ=マットレスといっても過言ではないほど、たくさんの種類のマットレスが市場に出回っていますよね。
多くの方々が寝心地でマットレスを選んでいるかと思いますが、ここで重要なのが“体型に合ったマットレス選び”なのです。

女性の体形には、骨盤を輪切りにして上から見たときに骨盤に丸みがあるタイプと、その反対の骨盤が偏平なタイプがあります。
骨盤に丸みがある方は、マットレス全体の硬さが均等なものを、骨盤が偏平な方は腰部分は柔らかく、お尻部分はやや硬めのものを選ぶとよいでしょう。

「ご自身の骨盤タイプが分からない」という方は、全身ミラーの前で横向きに立ってみて下さい。
お尻が背中の延長線上より飛び出していれば、骨盤に丸みがあるタイプ。そうでなければ、骨盤が偏平なタイプとなります。

■枕カバーでシワが減る?

「朝目覚めたら、顔に枕の跡がついていた」なんて経験はありませんか?
寝返りなどで、知らぬ間に枕カバーに顔を擦っていたりと、実はダメージが蓄積されやすいのです。

そこでおススメなのが、枕カバーをシルク素材へ変えてみることです。
肌への負担が減ることはもちろん、顔に枕の跡がつきやすい方にもぴったりです。

いかがでしたか?
質のよい睡眠は、美のパワーチャージの時間でもあります。
ゆっくり休みながらキレイを磨きましょう。




「ぐっすり眠りたい人」必読!最高の睡眠をとる秘訣8つ

突然ですが、皆さんは今月に入ってよく眠れていますか?
イギリスのニュースサイト『Mail Online』が伝えた2万1,000人に調査した研究によると、2月は次の冬まで一番眠りが悪い月なんだそう。

そして人々がベッドに入ってから眠りにつく平均タイムは、3月が48分だったのに対し、2月は56分もかかったという結果。
1分でも多く寝ていたい私達にとって、8分という時間は大きな差ですよね。

また2月は3月に比べて、68パーセントの人がエネルギーが低下していると感じており、その結果は男性よりも女性に多く見られたのだとか。

「なんか今月はやる気がおきないな……」と感じていた方は、眠りが関係しているのかもしれませんね。

そこで今回は、そんな“眠りにくい2月”でも長く質のいい眠りができる秘訣を、美容ライターの筆者が経験ベースでご紹介します。

「疲れをためて肌が荒れてしまった」なんてことにならないためにも、女性の皆さん必読ですよ!

■1:薄いブランケットを何枚か重ねる

寒ければもう一枚重ねる、就寝時に暑くなったら一枚はぐ、というように薄い毛布を何枚か重ねて眠ると常に快適な温度の調節が出来るので効果的です。

■2:就寝前に熱いシャワーを浴びる

熱いシャワーを浴びると身体が温かくなるため、その分、眠りにつくのも早いといわれています。

■3:パジャマをウールかフランネル製にする

眠りにつくには暖かくしていなければならないので、裸や下着のみというのは論外。
ウールかフランネル製のパジャマを着て、暖かさをキープしましょう。

■4:眠る前に温かいドリンクを飲む

体温を上げて眠りを誘うには、ハーブティーやホットミルク、ホットチョコレートなどを飲むと効果的です。
温かい飲み物は、ほっとして心も癒されるので、リラックスするためにもいいかもしれませんね!

■5:頭と足先をカバーする

体温は手足や頭先から失われていくので、くつ下を履いたり、ナイトキャップをかぶることで、気温の低下を防ぎましょう。

■6:早めに就寝する

夜が深まるにつれ気温も低くなってくるので、なるべく就寝時間を早めるように心がけましょう。
お肌のためにも早寝はいいことですよね。

■7:ベッドの中を温めておく

就寝時に早く身体を温めるには、ベッドの中を温めておくことが最適。
寝る前に湯たんぽや電気あんかなどを布団の中に入れておきましょう。

■8:ベッドは床と窓際から離す

ベッドのマットレスが床についていたり、窓際に近いと冷気が伝わってくるので必ず離しましょう。

まだまだ寒い2月。とにかく温かくして眠ることが深い眠りにつくポイント。
上記でお伝えした8つを参考に、きちんと眠れるように心がけてみてくださいね!




「秋田に美人が多い理由」睡眠時間も関係していると判明

みなさんは普段、どのくらいの睡眠時間をとっていますか?
仕事の日は思うように睡眠時間がとれないけれど、その分休日に寝だめするなんて方も多いのではないでしょうか。

総務省の平成23年社会基本調査により、“平均睡眠時間の長い都道府県”が明らかになりました! 
今回は、平均睡眠時間の長い都道府県とその秘密にせまります。

■睡眠時間の長い都道府県1位は秋田県

総務省社会基本調査によると、最も睡眠時間が長かった都道府県第1位は、秋田県の7時間56分。
続いて2位に青森県と高知県の7時間54分、4位が山形県の7時間50分、5位に福島県で7時間48分でした。

5県すべてが地方、またそのうちの4県が東北地方という、驚くべき結果になっています。
なぜこのように、片寄った地域で睡眠時間が長くなるのでしょうか?

■秘密は東北地方の気象にあった? 

この謎を紐解くヒントは、日照時間に隠されているようです。
睡眠時間の長い都道府県1位の秋田県は、なんと年間日照ランキングの第47位。

つまり、“最も日照時間が短い県”ということですね。
2位の青森県も同様に、年間日照ランキングでは46位。
44位に山形県、37位に福島県がランクインしています。

日照時間が短いことから日が暮れるのも早く、また、関東首都圏に比べて通学、通勤時間が短いことからも、自然と家路につく足も早まり、結果早く就寝していることが考えられます。

同じく総務省社会基本調査から、平均就寝時刻と平均起床時刻の都道府県データを見てみると、やはり秋田県、青森県、山形県、福島県が上位に入っています。

つまり、睡眠時間が長い県は「早寝、早起きだった」ということがいえるでしょう。

■秋田県の女性は生活リズムが正しい

さらに、都道府県格付研究所から睡眠、食事などの女性の生理的活動についての平均時間ランキングを見てみると、ここでも秋田県が11,14時間でトップ!

2位には高知県の10,55時間、3位に青森県の10,54時間、9位に山形県で10,49時間、14位に福島県の10,46時間がランクインしています。

総務省の調査結果では、47都道府県全体に睡眠や食事にかける時間や自由時間が増加したのに対し、仕事や家事など義務的な時間が減少したことが分かりました。

まさしく、これらを地で行くのが“睡眠時間の長い5県”だったのですね。
早寝、早起きをすることで充分な睡眠時間を確保でき、体内リズムも整います。

規則正しい生活リズムなので、バタバタしていて朝食が摂れない、1食抜いてしまったなんてこともなく、食事にかける時間もとれ、美人をキープできるというわけです。

これも、秋田に美人が多い理由のひとつと言えますね。



簡単にできる!知っておくべき効果的な「二度寝」のコツ

起床後すぐに起きられない人は多いのではないでしょうか?

起きなくてはいけないとわかっていても、快適なお布団からはすぐに離れたくないのが本音ですよね。

ギリギリまで寝ていると怠惰な気持ちになり、どこか後ろめたいものですが、実は10分程度の二度寝は体によいといわれているのをご存じでしたか?

ただし、それにはコツがありました。今回は”正しい二度寝”の方法をご紹介します。

■二度寝は浅い眠りにとどめる

ストレスに対抗できる働きをもつホルモン、コルチゾールは起床の直前から分泌が盛んになり、起きると徐々に減っていきます。

実は目覚めてから10?15分程度横になっている、つまり短時間の二度寝をすると、このホルモンが全身に行き渡り、些細なことではストレスを感じにくい体になっていけるのです。

ただし30分以上の二度寝をしてしまう場合は、夜の睡眠の質が落ちている可能性があるので注意しましょう。

■正しい二度寝の4ヶ条

・一度目が覚めたらカーテンを開けるなどして部屋を明るくする

・ちょうどいい室温を保っておく(16?19℃)

・一度布団から出た朝は寝床に戻らない

・自然に目が覚めるまで寝てみる(まずは休日に試してみる)

効率的にコルチゾールが体に行き渡るようにする二度寝は、夜の睡眠とは違うことを覚えておきましょう。
布団から出て体を動かしたのに、また寝床に戻ってしまうのは体が目覚めた状態で眠ろうとするので逆効果です。

目覚ましなどかけずに、10?15分程度で自然に目が覚めるのが理想的です。
平日にやってしまうと万が一寝過ごしたときに遅刻をしてしまうので、休日から始めてみてください。

■休日に寝だめする人は要注意

休日はつい寝だめをしてしまうという人も多いことでしょう。
しかし、いつもより3時間以上長く寝てしまう人は、日頃の睡眠が足りていない可能性があります。

勤務日の睡眠を、たった15分?30分延長するだけで解消される場合もあるので、ぜひ試してみてください。

いかがでしたか? 人生の1/3は眠っているといわれるだけに、質の良い睡眠を効率的にとりたいものですね。




昼間眠い原因はこれ!? 「睡眠時無呼吸症候群」の自己診断法

太り気味の人に起こる症状だと思われていますが、実は骨格が関係しているため、なんと小顔女性にも起きている可能性があるのです。

今回は簡単にできるチェック項目を使って、自己診断をしてみましょう。

■あてはまるものを正直に選びましょう

・肥満傾向である(1.5点)

・いつもいびきをかくといわれる(1.5点)

・ 昼間極端な睡魔に襲われることがある(1.5点)

・夜中によく目が覚める(1点)

・起床がつらい(1点)

・飲酒をしていなくても睡眠時に呼吸が止まることがある(3点)

合計が0?2.5点の人はSASの可能性が低いです。
しかし合計が3点以上の人は、最寄りの医療機関で診断を受けてみてもよいかもしれません。

■SASの2大原因

睡眠時無呼吸症候群には、2種類のタイプがあります。

(1)中枢型睡眠時無呼吸症候群

なにかの要因で睡眠時呼吸の働きが低下してしまい、無呼吸となることです。

(2)閉塞型睡眠時無呼吸症候群

頻度が高いのはこちらで、舌が喉に沈下するなどして気道が塞がっていびきが発生し、無呼吸となります。
治療をする場合のほとんどが、この閉塞性睡眠時無呼吸症候群です。

■起床して4時間後に眠くなるのは睡眠不足

起床して8時間後と22時間後に眠気がくるというのが、体が理想的に働いている状態だといわれています。
短時間の睡眠であっても、起床して4時間後に眠気がでなければ充分睡眠がとれているサインだとも。

太り気味の中年男性に多いイメージのSASですが、一番の原因は骨格です。あごが小さく気道が狭い日本人は、痩せていてもSASが発症する可能性が高いともいわれています。

昼間のパフォーマンスをあげるためにも、睡眠の質をよくすることは大切です。
不規則な時間に襲ってくる眠気を感じたら、早めに原因を探して適切に対処したいですね。