ホテルマンのシエスタ


<熱中症>

当てはまると危険!熱中症になりやすい人の特徴
  
毎年夏になると、テレビなどで耳にするのが“熱中症”に関するニュース。
昨年の夏(7〜9月)に熱中症で病院に運ばれた方は約4万人となり、中には亡くなった方もいました。
ちなみに昨年は、全国的に梅雨明けが早かった年でした。
暑くなる時期も早く、2011年6月29日は、全国74地点で35度以上の猛暑日、秋田以外の46都道府県で30度となりました。
そのため、各地で熱中症が多発、4人が死亡し、東京・台東区の中高校の運動会では16人の女子生徒が病院に運ばれたのです。
日本の夏は、梅雨の晴れ間や梅雨明け後に晴れるといっきに猛暑日となることもあるので、この時期は特に注意が必要となります。
しかし、猛暑日と関係なく、“熱中症になりやすい人”、“熱中症になりやすい体調”というのがあります。
熱中症を予防するためには、“熱中症のかかりやすさ”を自覚することがとても大切です。
そこで、以下からその条件についてご紹介します。
  
■こんな人は熱中症に注意!

・太りすぎな人
・体力が弱い人
・心臓が弱い人
・胃腸が弱い人


■こんな体調のときも熱中症に注意!
・寝不足のとき
・空腹のとき
・下痢をしているとき


その他、朝食ぬいたり、前の日に飲みすぎてしまったりした日も要注意です! 外出の際は、日傘や帽子を忘れずにおでかけください。
そして、なるべく日陰を歩くようにしましょう。
また、熱中症のリスクは、身体が暑さに慣れているかどうかでも変わります。
梅雨明け後すぐや梅雨の合間に晴れて急激に気温が上がったりすると、身体が暑さに慣れていないので、熱中症になってしまうのです。
熱中症は、体温調節がうまくできず、体内に熱がこもってしまうことで引き起こされるもの。
したがって、熱中症にならないためには、日頃から適度な運動をして汗をかく機会を増やすことが一番!
その他、日々生活をする上で、食事を常にバランス良く摂るようにすれば、熱中症予防につながります。
熱中症は重症化すると死亡に至るこわい症状ですが、必ず予防できるものです。
    
■熱中症を予防するための食事とは?
食事を抜いたり、つい食べ過ぎたり、水分を多く取り過ぎたりすることは、体調が崩れる原因となります。
そのため、熱中症のリスクが高まってしまいます。
熱中症予防にはバランスの良い食事が基本です。
夏の暑さに耐えるためにも、スタミナのつく食事を摂りましょう。
例えば、豚肉やレバー、にんにく、ピーマンなどを摂ると、夏バテ予防にもなるのでオススメです!
暑さで食事を取れない方は、無理してまで食事をする必要はありませんが、消化の良いおにぎり、うどん、バナナなどを摂って栄養を補給することを心がけてみてくださいね!