ホテルマンのシエスタ


一瞬の恥ではすまない「間違いだらけのNG年賀状」の特徴9つ



日ごろお世話になっている人や親しい人へ、新年のお祝いの言葉や、健康、多幸を願って送る年賀状。この時期になると、年賀状の準備に追われる人も多いのではないでしょうか。

このように、年賀状を送るのはいいことなのですが、本文に間違いや失礼があってはいけませんよね?
そこで今回は、意外と知らない年賀状のNGマナーについてお話していきたいと思います。


1.赤ペンはNG

目上の人や取引先の人に出す年賀状に、赤ペンを使うのはNGです。
黒、紺、青色のペンや筆、万年筆を使うようにしましょう。


2.“新年”の使い方に注意

よく、「新年あけましておめでとうございます」と書く人がいますが、“新年”と“あけまして”は同じ意味なので、重複していることになります。
この場合、新年と書かなくてOKです。


3.“謹賀新年”の意味を知る

謹賀新年には「謹んで新年のお喜びを申し上げます」という意味があり、この言葉自体が新年を祝うものなのです。
ですので、“謹賀新年”と“あけましておめでとうございます”の両方を使うと、重複していることになるので気を付けましょう。


4.“A Happy New Year”は年越し前に

“A Happy New Year”は、年越し前に使う「よいお年を」という言葉です。
年賀状には、“Happy New Year”と書きましょう。


5.忌み言葉は使わない

“去”という文字はお祝いにふさわしくないので、去年→昨年にしましょう。
その他にも、失う、倒れる、滅びるなどの言葉は使わないように。

また、相手が不快に感じたり、暗くなるようなことは書かないのがマナーです。


6.“元旦”は一月一日の朝という意味

“元旦”には、一月一日の朝という意味があるので、“平成二十六年一月元旦”では一月が重複してしまいます。
また、年賀状は一月一日の朝に届くとは限らないので、終日という意味のある“元日”を使い“平成二十六年 元日”と書いても問題ありません。


7.相手への感謝や気遣いを先に伝え

年賀状を書くときは自分の近況を報告する前に、相手への感謝や気遣いを伝えるのがマナーです。
自分のことを書くときは、2割程度におさまるようにしましょう。


8.イラストの多用は控える

年賀状は送った本人だけではなく、その家族の目につくこともあります。
縁起物のイラストを入れるのはいいと思いますが、多用するのは控えましょう。
品格を疑われるようなものは絶対にNGです。


9.一月七日を過ぎたら寒中見舞い

到着が一月七日を過ぎてしまうようなら、年賀状ではなく寒中見舞いとして送りましょう。

「へぇー」と驚くものはありましたか? 文面からもマナー美人だと伝わるような、品のある年賀状を送りたいものですね。