ホテルマンのシエスタより

The Three Graces

アントニオ・カノーヴァ作の三美神(レプリカ)。本物はエルミタージュ美術館にあります。クリック
 

このコーナーでは、美術工芸から貴金属、陶芸、骨董品まで解りやすく記載していきたいと思います。
思いついたままに取り上げるので、興味のない部分とばして頂いてけっこうです。
なるべく一般的に話題になっているものや多少、この部分は知っていて良いかも・・・といった感じで、テーマを決めて思い出しながら進んでいきます。
もし、間違って覚えてしまったり、むかし、参考にした本の内容が今の時代に合わない部分があったら教えて頂ければ幸いです。
    


【アール・ヌーボー】【アール・デコ】 ってなんですか?

まず
「アール・ヌーボー」とは、フランス語で「新しい芸術」という意味です。(アールは芸術。英語でアート。ヌーボーは新しい。ボジョレーヌーボーのヌーボー)。19世紀末〜20世紀初頭の30年にかけて、「産業革命以降、粗悪になった実用品に芸術性を取り戻そう」というもので、ヨーロッパやアメリカで起こった革新的な芸術運動です。ゴシック美術や日本の浮世絵などの影響もうけています。
アール・ヌーボーの特徴としては、つる草のように、うねる曲線を多用して組み合わせたり、昆虫といった自然界のモチーフの優美な曲線による表現です。
解りや例として、建築関係ではスペインのガウデイの作品です。またガラス工芸では、エミール・ガレや、ルイス・C・ティファニー(ティファニー創立者の息子さん)などが有名です
ポスターでは、アルフォンス・ミュシャも有名ですね。


そして、「アール・デコ」とは、1920年〜30年代に起こった、芸術革新運動で、大量生産にむかず、デザインに凝りすぎた、アール・ヌーボーに代わって、簡潔さや合理性を目指したもので、抽象的、幾何学的な形状、模様に特徴があります。絵画、彫刻、ジュエリー、家具、服装、生活雑貨、ポスター、建築に至るまで、身の回りにあるすべてのものが含まれます。
建築でいえば、ニューヨークのエンパイヤステートビルなどが、よく特徴がでています。


アール・ヌーボー アール・デコ

■アール・ヌーボー
  サクラダファフィリア
  ガウディ

■アール・デコ
  ニューヨーク
  エンパイヤ・ステートビル

■アール・ヌーボー
  蜻蛉文脚付き杯
  エミール・ガレ

■アール・デコ
  勝利の女神
  ルネ・ラリック


COLLECTION
町を歩いていて、ちょっとアンティークの店を見つけるとすぐ入ってしまいます。
お店の奥に誇をかぶっているものや壊れているものを見つけると安く買って修理して飾っています。
ギリシャ神話が好きですが、特にジャンルはなく、デザインや色、素材などを見るようにしています。

ギリシャ神話については、いつか機会があったら話したいと思っています。
特に、エーゲ海に浮かぶ、クレタ島やサントリーニ島の歴史。クノッソス宮殿を発見した、イギリスの考古学者、アーサーエバンスについて等。又、自分で実際、現地の発掘現場を見た感想も。今でも、サントリーニ島の海底からは、紀元前3000年前の金などの装飾品が引き上げられています。
現地のひとは、ここがアトランティス大陸だったと信じているようです。⇒ クリック
※サントリーニ島は建物が白一色で、影が海の色が反射して青みがかっているのです。
むかし(30 years ago)、日本人の私はすごく珍しがられました。
ホテルやレストランが少なく寝るところにも困りました。でも現地の人はみな素朴で親切でした。今はどうでしょう。
映画、ツームレーダーU(アンジェリーナジョリー主演)の冒頭シーンがサントリーニ島です。びっくりしました。  ギルシャ神話 (ウィキペディアより)

美術館やデパートの高級品の展示界などはなるべく出かけるようにしています。
高いので買えませんが、目を鍛えるには便利です。
また、安く手に入れるには、気に入ったアンティックお店があったら、ご主人と仲良くなるのも手です。

写真にある色々なヴィーナス(アフロディーテ)像や青銅、ベネチアガラス品等は、現地で買ったものやアンティークショップで手に入れたものの一部です。
けっこう破損していたものもありましたが、補修材等を使って復元するのも楽しみのひとつです。
古いものが好きなのは、そのものの持っている歴史をいろいろ想像する楽しみがあるからです。
新しいものは、所有者がこれから歴史をつくって行きます。それはそれでいいのですが。



Kiso Suzuki Violin.Co.Ltd
Copy of Antonius Stradivrus1 720 Anno 1967 No.6 1/10 japan




                


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