ホテルマンのシエスタより









鶴岡八幡へ初詣

毎年、初詣は鎌倉鶴岡八幡宮ということにしています。

今年の天候も、例年同様に快晴となって、大変心地良い参拝を済ませることができたことに、こころより感謝している次第です。

八幡宮が、主神を応神天皇として、比売神(ひめがみ)仲哀天皇の妃である神功皇后を祀る社であり、比売神が天照大神と建速須佐之男命の誓約で誕生した宗像三女神であることに想いを馳せると、報賽も兼ねてやはりここになってしまいます。

お陰さまにて、例年の通りに澄み渡った青い空と、爽やかな気の中で、一年振りの初詣を滞りなく済ませることができました。

今年一年が良い歳となりますように、皆様のご多幸をお祈りしております・・・

 

謹賀新年

新年、明けましておめでとうございます。

この慶ばしい初春に当たり、新春の和歌を選んでみましたが・・・ 
様々な事柄が降りしきる雪のように訪れる時代にあって、選択、作者に想いを馳せてこの歌にしました。

・君がため 春の野に出でて若菜つむ わが衣手に雪はふりつつ ・・・ 孝光天皇

舞い降りる雪の中、芹川野で春の七草を摘む仁和の帝、50歳を過ぎて帝位に着いたこの帝は、その生涯で、いつ頃この和歌を詠んだのでしょうか。

和歌のなかで、君と詠まれれば、凡そそれは時の天皇を指して用いられる言葉のようですが、孝光帝が詠んだこの歌のなかの君とは誰のことを指しているのでしょう。
帝が親王の頃に吟じた歌だとしたら、先帝のことだともいえるのですけれど。

それでは、あらためまして、本年もどうぞよろしくお願いをいたします。