ホテルマンのシエスタ
日本のホテル史 THE HISTORY OF A HOTEL |
▼ 慶応 4年 1868 |
東京築地に 「ホテル館」 開業。 レストラン初代料理長はフランス人コックのルイ・ベギュー。このレストランが日本で最初のフランス料理店とされる。 設計 J・H・ブルジス(米国人) 施工 清水喜助(清水建設創始者) |
▼ 明治 2年 1869 |
横浜に 「横浜クラブホテル」 開業。 設計 W/Hスミス(英国人) |
▼ 明治 3年 1870 |
オリエンタルホテル 開業 |
▼ 明治 5年 1872 |
東京築地に 「精養軒ホテル」 開業 兵庫に 「兵庫ホテル」 開業 |
▼ 明治 6年 1873 |
横浜に 「横浜グランドホテル」 開業 東京日比谷に 「東京ホテル」 開業 そして 「日光金谷ホテル」も 開業 |
▼ 明治11年 1878 |
箱根宮ノ下に 「富士屋ホテル」 開業。 その後大正5年に富士屋の山口氏が米国に渡り米国式ホテル学を学び日本に導入される。 |
▼ 明治22年 1889 |
ロンドンに ザ・サボイ 開業 テムズ川近くにあるこの有名ホテルは、現在でも数々の有名人やセレブに愛され続けている。 |
▼ 明治23年 1890 |
東京にも世界に通用するホテルを・・・と宮内省の援助を受けて財界の有志(渋沢栄一と大倉喜八郎)が協力して 「帝国ホテル」 が誕生する。 設計を米国人建築家フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)に依頼する。 |
▼ 明治24年 1891 |
京都に 「京都ホテル」 開業 |
▼ 明治24年 |
軽井沢に 「万平ホテル」 開業 |
▼ 明治26年 1893 |
ニューヨークに、ウォルドルフ=アストリアホテル 開業 現在の国連に近く、後に、ケネディ大統領や、日本の昭和天皇、歴代首相も宿泊している。 |
▼ 明治30年 1897 |
パリに、ホテルリッツ 開業 この歴史ある高級ホテルは、近代、イギリスのダイアナ妃が亡くなる直前に泊まったホテルとして再び脚光を浴びる |
▼ 大正 3年 | 東京駅完成と同時に、東京ステーションホテルも開業 |
▼ 大正12年 | 伊豆大島・相模湾を震源とする「関東大震災」が発生。(9月1日正午) 東京の大半、横浜、横須賀は壊滅状態となる。 |
▼ 昭和 2年 | 関東大震災で、壊滅的なダメージを受けた横浜市は、市と商工会議所が協力して山下公園前に、外国人用ホテルとして 「ホテルニューグランド」 を開業する。 このホテルのレストランから洋食のドリアやナポリタンが生まれた。 |
▼ 昭和 3年 | 米国太平洋岸ホテル業者が来日する。 |
▼ 昭和 5年 | ホテル内に「JTB」の案内所が設けられる。 |
▼ 昭和10年 | YMCA国際ホテル学校が設立される。 |
▼ 昭和11年 | 伊豆に 「川奈ホテル」 開業 名門ゴルフコースで有名。 後に、あのマリリン・モンローとジョージ・デマジオの新婚旅行での宿泊先でも話題に。 |
▼ 昭和16年 | 太平洋戦争 開戦 |
▼ 昭和20年 | ポツダム宣言受諾 終戦。 日本のホテルは連合国軍の将兵の施設として接収される。 この間、米国人によってホテルの能率改善が行われた。又、ホテルの衛生改善については、徹底的に行われ日本人の衛生観念を全く根本から変えてしまった。 |
▼ 昭和27年 | 東京に 日活国際ホテル 開業 日活全盛時代。後に石原裕次郎や美空ひばりといった当時の大スター達は日活ホテルで結婚式を挙げ、このことが、日本人がホテルで結婚式を挙げるというブームを作った。 |
▼ 昭和33年 |
東京に世界一高い電波塔 「東京タワー」 が完成する。 |
▼ 昭和35年 | 東京に 「銀座東急ホテル」 開業 |
▼ 昭和36年 | 東京に 「パレスホテル」 開業 |
▼ 昭和37年 | 東京に 「ホテルオークラ」 開業 (帝国ホテルの大倉喜八郎の長男、喜七郎が設立) |
▼ 昭和38年 | 東京虎ノ門に 「東京ヒルトンホテル」 開業 (現、キャピトル東急ホテル) |
▼ 昭和39年 | 東京オリンピックを目指し相次いでホテルが開業する 東京の紀尾井町に 「ホテルニューオータニ」 高輪に 「ホテル高輪」 芝に 「東京プリンス」 とホテルラッシュが始まる。 |