週刊新潮 
      2021年1月号 
       
        
       
       
       
       
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      高山正之 | 
      
      
      
        
          
            ・週刊新潮 
            ・偏見自在 
            ・高山正之 
            
             
             
            角田さんが怖い 
             
            3.11大震災があった年の晩秋、尼崎の貸倉庫からコンクリート詰めの女性死体が見つかった。 
            今度は関西の共産党一家の犯行かと思われたが、遺体は女子高生ではなく高齢女性だった。 
            ここから身内に保険をかけては次々殺してきたシリアルキラー角田美代子の犯行が明るみに出た。 
             
            彼女に魅入られたある一家は母親と次男と長女が殺され、別の一家は一人は監獄に入れられて死亡。 
            もう一人は飛び降り自殺させられ、その保険金は角田美代子が受け取っていた。 
            いったい何人殺したのか。それを語る前に彼女は雑居房の中でシャツの袖を首に巻き付け自分で引っ張って窒息死した。 
            手慣れた自殺だった。 
             
            話は飛ぶ。 
            眞子様のご心境吐露に続き秋篠宮様のそれを容認されるかのようなお言葉があって、俄に小室圭と眞子様のご婚儀が現実味を帯びてきた。 
            万が一にもそれが実現すれば、現在の皇室典範の下では眞子様は皇籍離脱説、一般人の小室圭夫人となられる。 
             
            とはいえ、「皇嗣秋篠宮様の長女」に変わりない。 
            秋篠宮様が践祚(せんそ)されれば天皇の長女で、小室圭は天皇の義理の息子になる。 
            悠仁親王が践祚されれば圭は天皇の義兄となる。その肩書は松平長七郎どころではないだろう。 
            この想定は現行の皇室典範の「皇位は皇統に属する男系がこれを継承する」に従ったものだ。 
             
            因みに皇統とは神武天皇以来、男子のみが継承してきた「神武天皇のY染色体」と言い換えられる。 
            そのY染色体を持つ皇位継承者はGHQに廃された宮家を除くと秋篠宮、悠仁親王、それに常陸宮のお三人。 
            年齢を考えれば実質お二方しかいない。 
             
            なんとも心もとない限りだ。 
            それを打開するには「旧宮家の復活」が極めて妥当だ。 
            対して、日本共産党は、「女性天皇」を主張する。 
             
            有識者のいない有識者会議も「男女平等だから女性天皇はOK」(園部逸夫)と共産党に和す。 
             
            目下は愛子様を含めて数人の内親王が居られる。皇位継承も安泰じゃないかと志位和夫は言う。 
            が、問題もある。 
             
            次の天皇は皇嗣になられた秋篠宮文仁様に決まっている。 
            たとえ女性天皇が可でも愛子様ではなく秋篠宮様が跡祚される。 
            そこまでは皇統のY染色体は保たれている。 
            ただ秋篠宮様の次が問題で、今の皇室典範では次は悠仁親王になるが「男女平等で女性天皇も可」「オランダ王室に倣い男女問わず長子優先」となれば天皇家の長女の眞子様が次の天皇になられる。 
             
            眞子天皇になると次の御代は小室圭との間に出来た子供が男女問わず天皇になる。 
            それが男子であれば神武天皇以来127代にわたって継承されてきたY染色体を押しのけて、小室圭のY染色体が新しい皇室の血筋になる。 
            我々が敬ってきた皇統は途絶えてしまう。 
             
            では新しい皇統の創始者となる小室圭のY染色体はどこから来たのか。 
             
            ルーツは母、佳代が結婚した横浜の資産家の息子で横浜市議員だった小室敏勝からきている。 
            敏勝のY染色体は圭の祖母の資産家、小室善吉から受け継いだものだ。 
             
            ・敏勝は佳代との間に圭を儲けた後、妻に資産のことで追い詰められ河原で焼身自殺を遂げた。 
            ・資産家の祖父もまた敏勝が継ぐはずだった資産を求められ、そのごたごたもあって自殺した。 
            ・新たに交渉相手とされた祖母もまた祖父の後を追うように自殺している。 
             
            佳代はその後、婚約者Aと付き合い、Aは400万円を貸したものの、あっさり踏み倒された。 
            Aはまた受取人を佳代にした生命保険に入るよう強く求められていた。 
             
            なんとなく尼崎の角田美代子を思い起させる話が佳代に纏わりつくが、そういえば彼女の旧姓は美代子と同じ角田だ。 
            女性天皇容認だとそんな角田家の血が入った天皇家が誕生してしまう。 
             
             
            
             
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