ホテルマンのシエスタ


WEB記事より


  日本は、「サッカー」という呼称を変えるべきなのか?

日本では、サッカーについて「サッカー」とよばれています。
しかし、少しサッカーに詳しい人ならだれもが聞いたことがあると思いますが世界では、基本サッカーのことを「フットボール」と呼んでおり「サッカー」というのはアメリカやオーストラリアだけで、他の国は、普通は「フットボール」と呼ぶ。

そして、世界基準に合わせ日本もサッカーと呼ばずフットボールと呼ぼうとよく言われています。

最近では、実際フットボールと呼ぶ人も増えてきましたし、私もよく併用しています。

ところが実際のところ、世界では「フットボール」と呼ぶのは英語・フランス語圏だけで、呼称は国によって様々です。
予め言っておきますがフットボールをそのまま訳した言葉で、呼称だけ違い中身は同じなので「フットボール」と呼んでいるという話は、厳密に言うと間違いではないです。

一例を挙げますと中国では、フットボール=足球です。
つまりフットボールなんですが、呼称が現地語訳になります。
このように世界各国で、呼称は変化しています。


英語 = football
フランス語 = football
米語 = soccer
スペイン語 = fútbolもしくはbalompie
ポルトガル語 = futebol
中国語 = 足球
ロシア語 = Футбол
イタリア語 = calcio
ドイツ語 = Fußball
フィンランド語 = jalkapallo


この中でイタリア語のcalcioと米語のsoccerだけが、意味合いとしては全く別です。

まあこの説明は、ここで言うよりもwikipediaを見てもらった方がはやいですかね。
ちなみに、footballは英語ではなくフランス語です。

サッカーの正式名称は「Football Association」といいます。
意味は「協会式サッカー(フットボール)」です。

英語の場合は「Association Football」で先に言う言葉が違います。
カルチョはイタリア独自の呼称で有名ですがここでは「soccer」という言葉に注目しましょう。

「soccer」という言葉は、正式名称のAssociationのssocがなまってsoccerになったという説が有力です。
当時は、何でもerをつけるのが流行っていたとか。
当時ラグビーもラガーと呼ばれたりしたそうです。

その後、soocerはアメリカや豪州のみで使用されるようになりました。
日本では、蹴球ともいわれていましたが、次第にsoccerをカタカナで呼んでサッカーになりました。


しかし、呼称は似ていても隠れた意味としてアメリカと日本では大きな違いがあります。

欧州では、アメリカのsoccerという言葉は馴染みのない言葉であり、「sucker」=おしゃぶりと言い方が似ているので、欧州では使わないもしくは嫌われている傾向があります。

また、アメリカでは今も少し残っていますが昔はサッカー=子供のスポーツと言われており、少なからずリンクしています。
日本の「サッカー」と大きく違うのはこの点です。

日本では、そのような意味は全くなく、単に一スポーツ競技である「サッカー」として呼ばれています。
使われ方としては、他の国と同じようにただ日本語訳されただけです。
サッカーという独自の日本語なのです。

英語に訳す時は、サッカーファンの方ならsoccerではなくfootballという方の方が多いですし野球=baseballと同じようにサッカー=footballとなっています。

メディアでは、URLを見てもいまだにsoccerとして使うところもありますが完全にサッカーはアメリカ式のsoocerという意味から切り離されたイタリアのcaltioと同じ日本独自の呼び方と言っていいと思います。

結論として、soccerと訳すのはやめるべきですが、「サッカー」という言葉は相当浸透していますので特に変える必要はないと思います。

それでも海外の人は、soccerとして誤解すると思いますがその場合は「sakka-」として紹介すればいいのではないでしょうか・・・





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