ホテルマンのシエスタより
色の不思議と心理 |
光のスペクトル |
ビル・クリントン |
アメリカの大統領には、民衆に与えるイメージ戦略に、「イメージコンサルタント」がついています。 イメージ戦略を最初に取り入れたのは、JFケネディでした。 そのケネディのイメージを継承しようとした、ビル・クリントン。大統領時代のネクタイの色を例に取れば、 中東和平の仲介役をになった時は、シックな色と柄のネクタイ。 訪中時には、強いアメリカを強調するかのような赤いネクタイ。 不倫問題で、政治生命の危機にさらされた記者会見では控えめなネクタイ。 場面、場面で、見事に使い分けていました。 |
ゲーテ |
おもしろいのは、ドイツの詩人ゲーテ。楽器の音を色で表現している。 チェロは藍色、バイオリンはウルトラマリンブルー、オーボエはバラ色、クラリネットは黄色、 ホルンは紫色、トランペットは赤、フラジオレットはすみれ色に聞こえたという。 |
光・色・可視光線・波長・振動と色彩心理学 | |||||||||
アイザック・ニュートン |
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今から300年以上前にニュートンは、ある晴れた日に太陽の光をプリズムに当てて屈折させ、色の帯(スペクトル)を抽出しました。 それによって光には、「赤、橙、黄、緑、青、青紫、紫」という波長の異なる色光が含まれていることを発見しました。 この発見によって、光の中で人間が色として認識できる範囲がわかりました。 この光の範囲を「可視光線」といいます。 色の違いとは、「波長」の違いでもあります。 赤は1秒間に400兆~800兆振動しており、血圧や脈拍、体温を上昇させ活性や興奮をもたらします。 青は1秒間に622兆振動して振動して血圧や脈拍、体温を低下させ、制御や沈静をもたらします。 こうした「振動」の違いが、私たちの心理や生理に大きな影響をもたらします。 こうして色の違いが人間の心理や生理にどのような影響を及ぼすのか統計や化学データ、臨床実験などから解明していく学問を「色彩心理学」といいます。 |
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光 と 色 の 三 原 色 | ||
光の三原色=赤・緑・青紫 | 色の三原色=シアン・マゼンダ・イエロー | |
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●ビジネスにおいてのカラー効果 |
それでは、不思議なふしぎな色の秘密へご案内します
●●● 赤 (RED) ●●● | |
赤が気になるのは、ヤル気になっている時です |
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●赤は、自己をアピールするには最も適した色ですが、人をアグレッシブな気持ちにし、本能的なエネルギーが増します。 「販売カラーでもあり、購買意欲をアップさせる効果があるので、広告や販売戦略に効果大の色。 自信を演出したい時、ヤル気があるように見せたい時、前向きな気分になりたい時、危うい表現したい時に表れる色です。 ●「赤」を身につけたい日の体調 エネルギーを外へ発散したくなっている時です。 そのエネルギーのもとは、強い欲求・強い不満で、そんな日はとにかく身体を動かしたくなります。身体を動かして、よく遊んで、よく食べてストレスを解消・発散させましょう。 赤を身に着けた人はしゃべりながら怒りだすパターンが多く、そんな人の相手をする時は、静かに聞き役にまわりましょう。反論すると、火に油を注ぐことになります。 ●「赤」が好きな人の深層心理 あなたの中の溢れる生命力、強い喜び、好奇心など、強いエネルギーが「赤」を好きにさせます。 そのエネルギーは強い怒り、不満、攻撃性、多忙さによるものかもしれません。 そんな時は赤を使うのは控えめにしてください。 赤が好きな人は、赤によって、「自分は強い、元気だ、開放的だ」「自分はかわいい、魅力的だ」というイメージを伝えようとしています。 赤の良い所はチャレンジ精神を呼び起こし、活力を沸き立たたせることです。 悪い所は、イライラしたり、攻撃的になってしまうことです。 ●「赤」 赤が好きな人は、つねに自信を持った状態でいるようにしてください。 「目立たないようにしよう」「我慢しよう」としても、けっして良い結果を招きません。 あなたは明るく元気でいることが長所ですので、それを表現するようにしましょう。 ●赤色の服の効果 肉体労働をする時に赤い服を着ると良いでしょう。 体がよく動くようになり、エネルギッシュに物事に挑戦したくなります。 赤い服を着た人から受ける印象は、「外交的」「遊びに行く途中」「派手」などで、活発で行動的な人に見られやすいです。 ただ、時と場合によっては「目立ちたがり」「世間ずれ」という印象も与えてしまいます。 ●赤い宝石 「ルビー」 強大なパワーを持つとされる石。恋愛運・健康運を高める。 「ガーネット」 意識を高揚させ、積極性を高める。エネルギーを高める。体力・生命力・情熱をもたらす。 「アゲート(瑪瑙)」 勇気や自信をもたらす。体力・持久力をもたらす。 ※赤の持つ力と同じく、「力・情熱・生命力」など積極的な力を持っています。 エネルギーがありあまっている人は赤い服を着ない方が良いのと同じで、赤い宝石も持たない方が良いようです。 |
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青 (Blue) | |
青がきになるのは、とても理性的になっている時です |
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●青は、冷静に判断しなければならない場面に適した色で、文字や数字の確認をする時や契約書などに使うとよいでしょう。 時間の間隔を短くさせるので、単調作業を続ける時や早く時間が過ぎてほしい場合にも効果的。 脳波もα波になり、リラックス効果や集中力を高めます。 誠実さやまじめをアピールするには、最も適した色です。 ●「青」を身につけたい日の体調 感情的な高ぶりがなく、心が静かに安定している時です。 また、心を安定させ、ひとつのことに意識を集中させようとしている時、青を身につけようと思います。 例えば大事な仕事、試験に臨む時です。青でも暗い色や紺を身につけます。 暗い青や、黒と合わせたいと思うときは肉体的に疲れ気味のことが多いです。 ●「青」が好きな人の深層心理 誠実さ、慎重さ、忍耐強さなどの性質が、心を冷静にさせる青に惹かれます。 また、自尊心の強さ、見栄、負けず嫌いなど、頑固なほど意思の強い人が青を好みます。 人によっては空や海への強いあこがれも、青が好きな大きな理由の一つです。 青が好きな人は、青によって「知的で上品、洗練されている」イメージ、「優れた人間であること」や「男性的であること」を伝えようとしています。 青が好きな人は、いつも積極的にチャンスをものにできるように心がけてください。 慎重な性格のため、大失敗をすることはありませんが、チャンスの時に「YES」と言いうのが遅れがちです。 仕事運には恵まれていますので、経験を重ねるほど人の上に立つことが多くなります。 ●青・紺色の服の効果 紺色は銀行員・商社マンなど信用を大切にする仕事の人に最も適した色です。 紺系統は、かたい人、知的な人、礼儀正しい人といった印象を与えます。 また、紺や青を身につけると心理的に落ち着き、冷静に正確に仕事をこなせるようになります。 そのためか、紺を好む人は経営者、裁判官など、意思決定や冷静な判断力が必要な人に多いようです。 仕事ではなくても、青・紺は人との関わりの多い時に役に立ちます。 青系統を着ると人から厳しく批判されにくくなるからです。 ●青(水色)の宝石 「サファイア」 冷静さ、明晰さをもたらす。幸運をもたらす。 |
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緑 (Green) | |
緑が気になるのは、精神的な充実を求めている状態です |
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●緑は、心身ともにリラックスさせ、安定をもたらす色。リラグゼーション空間に最も適した色で、パソコンまわりや緊張やストレス・イライラがたまりやすい会議やオフィス空間に、おすすめします。 安心感や信頼を演出したい時や穏やかに話し合いたい、説得や諭したいとき、目の疲れを取り、頭痛をやわらげる効果もあります。 ●「緑」を身につけたい日の体調 前夜の睡眠不足を引きずっていたり、ストレスで精神的にまいっているときです。 緑は目に見える色の中で、一番、人間の目でとらえやすい領域の色です。 見るのが楽で、疲れにくく、無意識のうちにこれ以上疲労するのを避けようとして緑を選びます。 また、やさしい心遣い、愛情を求めているとき、さびしいときに緑を身につけたくなります。 緑には精神を安定させる働きがあります。体や精神が休息、安らぎを求めていると緑が美しく見えはじめます。 ●「緑」が好きな人の深層心理 平和と自然へのあこがれ、やさしさへの強い欲求が緑を好きにさせます。 また心を乱されたくない心理、バランスを保ちたいとう心理が緑を魅力的に感じさせます。そんな時は心が不安定で大きな不安感がある場合が多いです。 緑が好きな人は、緑によって、「自分は自然を愛している、自分は親切である」「自分はデリケートだ」というイメージを伝えようとしています。 緑はバランスをとる働きをし、穏やかな心理状態をつくる助けになります。けれど、極端な結果を招く事を恐れ、曖昧な態度をとるようにもなりやすいです。 ●緑色の服の効果 人間関係を良くしたいときに効果を発揮します。 緑を見つめていると穏やかで優しい気持ちになり、話すテンポもゆるやかになるでしょう。 人を許し、守り、育てようとする気持ちも強まるようです。 また、緑色の服を着た人からは若々しい人、お洒落な人といった印象を受けます。 ●緑の宝石 「エメラルド」 知力に働きかけ、洞察力・記憶力を高める。ストレスを和らげる。 「ジェード(翡翠)」 古来より大自然の力、再生力を持つとされていた。魂の鎮魂・精神の安定・肉体の健康をもたらす。 「ぺリドット」 ストレスの緩和、活発さ・行動力のアップ。 「マラカイト(孔雀石)」 情緒の安定、安眠効果。成功へ導く。魔除け。 「アマゾナイト」 意思力・精神力の強化。創造性を高め、情緒を豊にする。 ※緑の石の効果は様々で、知力に働きかけるものが多いようです。また、緑独特の癒し効果もあるようです。 |
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黄 (Yellow) | |
黄が気になるのは、気持ちが開放的になっている時です |
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●黄はコミュニケーションカラー。人の心を開き、心理的な距離を近づけてくれる色です。 初対面の時や、相手の懐に入り込みたい時など、営業マンにおすすめの色。 また、甘えたい、助けてもらいたい時のお願いカラーでもあります。 脳細胞を活発化させるので、ボケ防止やアイデアをもたらします。 ユーモアを演出する色でもあります。 ●「黄色」を身につけたい日の体調 コンディションがよく、頭はフル回転しています。 鮮やかな黄色は脳を強く刺激する色で、体調が悪いと進んで黄色を身につけたいとは思いません。 黄色を身につけたいときは、脳がその刺激に耐えられる、とても健康な状態でいつもよりずっと能率よく仕事をこなせます。 気分は明るく、思考はポジティブ、行動もスピーディーになっています。 頭はスッキリし、自然に笑顔がこぼれてしまうような時です。 ●「黄色」が好きな人の深層心理 重苦しさを嫌い、明るい面を探そうとする心理、また、注目を集めたいという心理が黄色を好きにさせます。 そして、権威への反発心が強い人、知力に優れた人が多いようです。 黄色が好きな人は、黄色によって「ユーモアのセンスがある、楽しい人間」「明るく自由で、かわいい」イメージを伝えようとしています。 黄色の良いところは、ほがらかで楽観的な気分になり、論理的な思考をするようになることです。悪い所は、自己中心的な行動を自分に許すようになることです。 黄色が好きな人は、くよくよしたり、心配性にならない方がよいです。 あなたには子供のような素直さ、明るさがありますのでそれを活かすようにしましょう。 また、年をとっても子供のようなおおらかさと、好奇心を失わないようにしてください。 もともと明るい性格ですので、心がければいつまでも若々しくしていられますよ。 ●黄色の服の効果 内気でなかなか友達ができない子供に、または友人を作りたい人にお勧めの色です。 黄色はコミュニケーションそのものを表す色で「友達になろう」というメッセージを相手に伝えます。 黄色を愛用していると気持ちが明るくなり、表情も豊になります。 自分と相手をリラックスさせる作用がありますので自然と友達が増えていくでしょう。 ただ、全身真っ黄色のスーツなどを着ていると「挑発的」「見栄っ張り」といった印象を与えてしまいます。 ●黄色・オレンジの宝石 「シトリン」 明るさ・希望をもたらし、活力を与える。リラックス効果。 「トパーズ」 心身の強化、ストレスの緩和。精神の安定。 「サンストーン」 向上心を高め、成長を促す。目的成就の石。 ※黄色は「知力の色」とされていますが、宝石の効果の中では特に「知力向上」といった効果は強調されていませんでした。 「明るさ・希望」等は黄色の特質そのものであると言えます。 |
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橙 (Orange) | |
橙が気になるのは、社交的な気持ちが強くなっている時です |
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●橙は、明るさと安心感を与え、決まった人間関係の絆を深める色。 家庭的なイメージを演出したい時や、団体やチームの和を大切にして挑む時のテーマカラーにおすすめ。 華やかに見せてくれる効果があるので、多くの人が集まるパーティーの席にも適しています。 また、食欲をわかせる色でもあります。 ●「オレンジ」を身につけたい日の体調 とても元気な時です。楽しい事があってテンションが上がっているとオレンジに惹かれやすくなります。 オレンジは赤と黄色の中間の色で、赤を好む時ほど気持ちが高ぶってはおらず、黄色を気持ち良く感じる時よりハイテンションです。 人と会って話したい・騒ぎたい時で、脳と舌がよく機能し、よくしゃべり、よく笑います。歌を口ずさんでみたり、スキップをしてみたり、とにかく上機嫌な時です。 ●「オレンジ」が好きな人の深層心理 明るさへの憧れ、健康的な魅力をアピールしたい、目立ちたいという願いがオレンジを好きにさせます。 とても明るいイメージを持つ色のため、それを特に好む人は、孤独への恐れ、嫌われたくないという思いが人一倍強い人です。 オレンジが好きな人は、オレンジによって「自分は明るく活発である」「自分の周りにいる人を楽しくさせる」というイメージを伝えようとしています。 オレンジを身につけると、明るい気持ちで人と接したくなり、周囲を楽しませたいと思うようになります。 けれど、その反面、喋りたいという欲求が抑えられなかったり、落ち着きをなくしてしまったりします。 オレンジが好きな人は、いつも心から笑顔でいられるようにしてください。 あなたには人を楽しくさせる才がありますので、仕事でも、自分が満足して働ける場所でしたら自然に笑顔で職場の空気をよくすることができます。 できるだけ、人が多く集まるところへ顔を出すとよいでしょう。 ●オレンジ色の服の効果 合コン・パーティーなど、人が集まる場所で場を盛り上げるならオレンジが一番です。 オレンジは社会的な色と言われ、遊び上手、人なつっこさ、社交性を表す色です。 周りの人は親しみを感じ、着る人は楽天的でおおらかな気持ちになります。 けれど、全身オレンジ色にしてしまうと、他人から頼られすぎて面倒ごとが増えてしまいます。 また、オレンジは運動機能を高める色です。運動する時に着れば上達が早くなるでしょう。 水泳でもオレンジ色の水着を着ると、水によく浮くといわれています。 |
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茶 (Brown) | |
茶が気になるのは、現実的な思考をしている時です |
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●茶は安定したイメージをもたらします。 堅実さを導くので、コツコツと継続させたい場合には適した色。 オフィスや会議などに使用すると、人の心を落ち着かせ穏やかにさせてくれます。 この時、人工色より天然色なら、なお可。 経費の節減や浪費を抑えたい時や、「原点回帰」で足元を見つめ、堅実に進みたい場合におすすめです。 ●「茶色」を身につけたい日の体調 なんとなくスッキリしない重苦しいような状態の時です。 病気ではないけれど、天気が悪く、気が滅入っているような時、体が茶色に同調しやすくなります。 また、体を休ませたいときに茶色を身につけたくなります。 茶色を使うと実際にゆったりした行動をとるようになり、精神的にも安定するのです。 こんな時は頭の回転もにぶっていますので、新しい事にチャレンジしたりせず、慣れていることをコツコツやったほうがよいです。単純作業は思いのほかはかどります。 ●「茶色」が好きな人の深層心理 安定への欲求、高級志向、また個性的でありたいという願望が茶色を好きにさせます。 土への愛着が強い人も自然と茶色に惹かれるようです。 茶色が好きな人は、茶色によって「信頼できる人間、落ち着いた人間」というイメージ、芸術的感性が豊であること、またはリッチであることを伝えようとしています。 茶色を身につけると、落ち着いて堂々と振舞うようになります。また、現状に満足し、リラックスできます。けれど、逆に、変化を恐れ、若さや新しさを軽蔑する傾向が出てきます。 「茶色」 茶色が好きな人は、精神的にゆったりとできる環境を持つことが大切です。 何事も派手なことより、地味でもコツコツと積み上げていくようなことが向いています。 また、畑をつくったり、ガーデニングをするなど、「土」から遠ざからないようにすると良いです。 ●茶色の服の効果 茶色は男性のスーツによく使われる色ですが、確かにビジネスに必要な要素を持った色です。特に年輩の方、会社の上役の人に良いでしょう。 茶系の服を着る人からは「温かい人間味のある人」「融通がきく人」「包容力のある人」といった印象を受けます。 また、重要な仕事を任せても岩のように受け止めるたくましさを感じさせます。 ●茶色の宝石 「タイガーズアイ(虎目石)」 洞察力・決断力・集中力をアップさせる。仕事運・金運に良い。 ※茶色のスーツがビジネス・スーツとして最適なように、茶色の宝石も仕事に必要な能力を高めてくれるようです。 |
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黒 (Black) | |
黒が気になるのは、強い意思を持っている時です |
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●黒は、こだわりや強さを演出するには最も適した色です。 強気で進めたい時や威圧を与える時、断りを入れたい時、はっきり主張したい時に適した色。 また、高級感や重圧感をもたらすので、相手になめられたくない場面や拒否や拒絶を相手に与えたい場合におすすめです。 ●「黒」を身につけたい日の体調 精神的に圧迫してくるものと闘おうとしている時です。 人と交流して、感情がぶつかることは避けたいと感じています。周りにプレッシャーをかけてくる人物がいると、その人を避け、また、自分自身をしっかりさせ、毅然とした態度を保つため黒い物を身につけます。 また、黒を身につけたい日は体調もすぐれない時が多いです。 ●「黒」が好きな人の深層心理 おしゃれ心、ナイーブな感性、強さへの憧れが黒を好きにさせます。 また、強い不満、圧迫感からの逃避欲求、自分を支配するものへの反抗心などが黒を頻繁に身につけたくさせます。 黒が好きな人は、黒によって「ミステリアスなイメージ、近づき難い感じ」「知的な大人、美しく立派であること、自分は強い」ことなどを 伝えようとしています。 黒の良い所は不安や恐怖を受け止めようという気持ちにさせること、また、イヤな刺激を遮る壁になってくれる、という安心感が得られることです。 悪い所は、黒を身につけていると明るく快活な気分が失われていくということです。 そして、他人との交流を避けようとしてしまいます。 「黒」 黒が好きな人は、一人になれる時間、心を許せる人と過ごす時間を大切にしましょう。 黒が好きな人は自分の好きな過ごし方や、人にたいする好みがはっきりしていて、それを人に干渉されたくないという思いを強く持っています。 また、自分が打ち込める趣味を常に持って、大切にしてください。 ●黒い服の効果 黒を着る人は周りの人に近寄りがたい気品を感じさせます。 また、スマートなイメージを与え、魅力的に見せます。 けれど、同時に反社会的な印象も与え、打ち解けにくい人と思われてしまいがちです。 ●黒の宝石 「オブシディアン」 外部からのストレスや干渉から保護してくれ適応力が高まる。魔除け・お守り。 「ヘマタイト(赤鉄鋼)」 血液の循環を良くし、生命力・体力をアップさせる。身を守る守護石。 ※黒い服を好んで着る人は外界との接触を拒む人が多いのですが、黒の宝石にも同じ効果があるのには驚きました。 ヘタマイトは鉄の塊のように黒く光った石です。「黒」のイメージよりは「鉄」のイメージの方が強く、血液やエネルギーと結びついているように思えます。 |
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白 (White) | |
白が気になるのは、何かを求めている時です |
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○白は、会社や組織に忠誠心を表したい時におすすめの色。 自己主張を低下させるので、反対意見を抑圧したい時に使うといいでしょう。 まぶしいぐらいの真っ白な白は、反射によって視神経を疲れさせるので、壁に使用するとイライラを引き起こしやすくなります。オフホワイトやアイボリー・ベージュがおすすめです。 ○「白」を身につけたい日の体調 体調が良い時です。 白は光を反射する眩しい色で、長時間見続けると疲れやすくなります。その白を身につけたいと思う時は、かなりコンディションが良い時です。 また、何かの目標を持ち、積極的、前向きな気持ちになっていると、進んで身につけたくなります。 ○「白」が好きな人の深層心理 シンプルさへの憧れ、潔白さへの憧れが白を好きにさせます。 また、白が好きな人は、素直さ、誠実さ、正直さなどの性質を多く持った人です。 白が好きな人は、白によって「清潔な感じ、若々しさ」また、「正直で誠実、心正しく生きていること」などを伝えようとしています。 白を身につけると、厳しく自分を律し、自分から進んで働こうという気持ちになります。けれど、自分の中のやましい部分、弱い部分を責めて、自信を無くしやすくなります。 「白」 白が好きな人は、シンプルな生活を心がけ、複雑なものから遠ざかるとよいでしょう。 白が好きな人は、シンプル、質素なものが好きで、そのためなら多少自分を犠牲にしてもかまわない、という人が多いです。 「善良さ」を好み、そのため運気もおおむね良好です。 ○白い服の効果 白は制服に最も適した色です。 白を身につけると命令に従いやすくなり、見る人には清潔感・気品・格式性を感じさせます。 しかも、着た人は積極的な気分になるので能率もあがります。 ○白(透明)の宝石 「クリスタル(水晶)」 何にでも良いオールマイティなパワーストーン。清め・浄化の効果、守護石、潜在能力の開発。 「ダイヤモンド」 心身の浄化。潜在能力の開発。世界権力者が他者の呪いを防ぐ最強の護符として身につけた。 「オパール」(無色から虹色まで様々な色がある) 感性・直観力を高める。願いが叶うという希望の石。 「ムーンストーン」 感性・感受性を高め、感情を豊にする。 ※白は太陽光線の色すべてを含む色です。クリスタルの効果がオールマイティーであることに共通のものを感じます。 |
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桃 (Pink) | |
桃色が気になるのは、他人への愛情を大切に考えている時です |
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○桃色は、「思いやりカラー」と呼ばれ、この色を好む人は、他人に対する愛情を大切にし、気配りが自然にできます。 親しい友人や家族の相談に乗ったり、悩みを聞ける人。 しかし、辛いことや逆境の現実からは逃避する傾向があり、人へのやさしさの裏返しには、自分が他者からやさしくされたい、愛されたいという願望を持っている場合が多く、現実を受け止めて立ち向かう強さが必要です。 ●「ピンク」を身につけたい日の体調 生命力にあふれ、体が自然に活性化している時、心が“幸せ”な状態の時です。 ピンクを美しいと感じる時は体調が良い時で、体調が悪い時、強い恐怖・不安がある時は絶対にピンクを身につけようとはしません。 ピンクを身につけたい日は散歩やデートなど、何か気分の良いことをしたくなっています。 そんな日はその欲求に従ってしたいことをして、小さな幸せに浸ってください。 ●「ピンク」が好きな人の深層心理 美、活力への憧れ、女性的な性質、また、老いへの恐れがピンクを好きにさせます。 そして、ピンクが好きな人自身は生命力にあふれ、健康でいつになっても恋愛感情を失わない人です。 ピンクが好きな人は、ピンクによって、「自分は若々しく美しい」「自分は女性的で優しい」「ロマンティスト」こんなイメージを伝えようとしています。 ピンクは明るく元気な気持ちにさせてくれます。また、人に優しく振舞うようにさせます。けれど、感情的になったり、誰かに依存したい気持ちが起きます。 「ピンク」 ピンクが好きな人は、つねに「夢見心地」になれる何かを持っていてください。たとえば、素敵な恋人、または芸術など。 あなたの良い所は夢や希望を失わず、いつも若々しくしている所。 あまり現実的にならないで、おおらかに潤いを求めて生きる方があなたらしさを表現できるでしょう。 ●ピンク色の服の効果 ピンクは女性らしさ、優しさをアピールしたいときに使えます。 着ている人も、接する人も優しい気持ちになれるでしょう。 ただし、全身ピンク色にしてしまうと上品さに欠けてしまいます。 ●ピンクの宝石 「ローズクォーツ」 魅力を高め、柔らかなイメージをもたらす。美的感性の向上。女性ホルモンのバランスをととのえる。 「ロードナイト(バラ輝石)」 感情表現を豊かにし、自信をつける。社交運の向上。 ※ピンクの色と同じように、女性的なエネルギーを放ちます。 ローズクォーツを身につけると、「第十一話 美容に良い色」でご紹介した「色彩呼吸法」と同じ効果が期待できるかもしれません。 |
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紫 (Purple) | |
紫が気になるのは、精神性が深まっている時です |
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●紫は、非常に高い精神性を表す色。 感受性や直感力や強くなっている時期であったり、美術や音楽など芸術的なものに関心を抱いている時や人が好む色。 芸術的な分野を開拓したり、ギャンブルなどの勝負事に挑戦する際の想像性や直感力を養いたい時にはおすすめ。 美意識が強い反面、虚栄心やプライドが高い面もあり、間隔を重視するあまり、周囲との協調性を失わないようご注意を! ●「紫」を身につけたい日の体調 体調が悪い時です。 紫は体の回復機能を高める色で、なんとかして体調をたてなおしたい時に自然と身につけたくなります。 薄紫、やさしい紫を身につけたい日は、養生したい、優雅にゆったりすごしたいと願っています。 また、紫は女性ホルモンの分泌を促し、女性を美しくする色です。女性が紫、特に濃い赤紫を身につける時は女性らしく見せたいと思っているときです。 ●「紫」が好きな人の深層心理 美意識、芸術に対する関心の強さが紫を好きにさせます。 また、目に見えない世界に関心を持つ人が紫を好む傾向があります。 病気、体力が無い人も病気の回復をはかろうとして本能的に紫に惹かれます。 紫は体の回復機能を高める色だからです。 紫が好きな人は、紫によって「自分の美しさ、洗練されたセンス」「芸術への理解がある人間であること、上品な趣味をもつ人であること」を伝えようとしようとしています。 紫が心理に与える良い影響は、自分の直感に頼って判断するようになること、自然と美しい方を選ぶようになることです。 悪い影響は、現実よりも精神性や美を重視したくなることです。 「紫」 紫が好きな人は、自分の精神を高めるようなものを探し、精神的な幸福を求めるようにするとよいでしょう。 あなたは精神的な傾向が強いため、直感が非常に強い人です。 ただし、恋愛問題には弱く、直感も働かなくなりますので要注意。 ●紫色の服の効果 女性を魅力的に見せます。 ただ、人に魅力を伝える事はできますが、反社会的な印象も与えてしまいます。 芸術的な仕事に関わっている人には、気持ちを落ち着かせる効果があるようです。 ●紫の宝石 「アメジスト」 直観力・判断力・意思力の強化。尊貴と威厳をもたらす。中世ヨーロッパで、キリスト教の司祭が好んで身につけた。 ※紫が好きな人は直観が鋭いと言われていますが、やはり身につけても直感力向上の効果が期待できるようです。 |
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水色 (Light blue) | |
水色が気になるのは、とてもやさしい気持ちになっている時です |
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●水色は、感受性が豊かで、人に対する気配りや思いやりが出来る人が好む色。 自分の願望や意思を抑えて、相手の気持ちや立場を尊重しやすい傾向にあるので、イヤなことがあてもはっきり「NO」という事ができず、知らず知らずのうちにストレスをためやすい状況を作りやすいでしょう。 周囲からの信頼や人望は厚いので、人に対するサポートや支援をしたい時におすすめです。 ●「水色」を身につけたい日の体調 水色を身につけたい時は、明るく自信に満ちた状態です。赤系統の色と青をあわせたい気持ちの時は心身のバランスがとれ、理想的なコンディションです。 青が好きな人は、青によって「知的で上品、洗練されている」イメージ、「優れた人間であること」や「男性的であること」を伝えようとしています。 青の良い所は、慎重に考えて行動するようになることです。また、真面目に任務を果たす気持ちにさせます。 悪い所は、積極的なチャレンジを思いとどまろうとしたり、必要以上の心配をしてしまうことです。 ●水色の宝石 「アクアマリン」 精神を鎮め、体をリラックスさせる。積極性をもたらす。船乗りが五感の鋭敏さを求めて身につけた。 「ラピスラズリ」 知的感性を高める。聖なる石と呼ばれる守護石。 「ターコイズ」 ストレスの緩和、リラックス作用。身を守る守護石。 「ソーダライト」 迷いがあるとき、気持ちをクリアにする。恐怖心を取り除き判断力、意思力を高める。 ※水色は青色の効果と同じく、精神を鎮める効果が多く見られます。宝石の効果では精神力・知力ともに高める効果があるようです。 |