やっぱり、恋の“媚薬”だった!? キスより「脳を4倍興奮させる」チョコレートの魔力 愛する人へチョコレートを贈るべき7つの理由 |
恋人たちの 「バレンタインデー」 この時期のチョコレート売り場は、“女性のパワー”を最も感じる場所の1つではないでしょうか。 なぜバレンタインデーにチョコレートなのか、なぜ女性から男性なのか、についてはいまさら述べるまでもないでしょう。 最初の動機はどうあれ、世界的な「恋人たちの祝日」にチョコレートは最も適した食べ物の1つといえそうです。 昨今は、男性が女性に贈る「逆チョコ」なるものも登場しています。 こちらも菓子メーカーの販売戦略ですが、これに乗ってみるのも悪くないかもしれません。 なぜならチョコレートは、恋心を伝えたい人々はもとより、少々倦怠ぎみのカップルにも、そして男女の両方に、「恋のときめき」をもたらしてくれるからです。 チョコレートの効能 胸の高鳴り、これは恋・・・!? チョコレートは「媚薬」であると、古来、多くの人々に信じられてきました。 チョコレートに「恋に落ちる」感覚をもたらす「恋愛化学物質」が含まれているという発見は、この説を裏付けたかに思われました。 が、この恋愛化学物質「フェネチルアミン」は消化の際に分解されてしまうことから、チョコレートを食べても脳に作用することはないと、一応“科学的に”否定されました。 ちなみにフェネチルアミンは、恋愛状態の人間の脳で放出される神経伝達物質です。 ところが2007年、チョコレートには、実際に、まるで「恋に落ちた」かのように、胸をドキドキさせる効果があることを示した、興味深い実験結果が新たに報告されました。 イギリスのマインド・ラボの研究者のルイス氏は、20代のカップルで、「チョコレートを口の中で溶かす」ときと、情熱的に「キスをする」ときの、心拍数と脳の活動状態を調べました。 そして、ブラックチョコレートを食べているときの心拍数は、キスをしているときの約2倍に増加することを発見しました。 そしてさらに、チョコレートが舌の上で溶け始めたとき、脳のすべての部分が、キスをしている間に見られたものより、はるかに激しく活動したのです。 このように脳が興奮した状態は、キスと比べて4倍以上も長く続いたといいます。 これらは男女ともに同様でした。 なお、研究室という状況にもかかわらず、カップルは恥ずかしがることもなく熱いキスをかわしていたといいます。 チョコレートによる胸の高鳴りを「このトキメキは恋かしら?」と誤解をしている間に、あなたの想いを伝えることで、恋の成就率をかなり高められるかもしれません。 かのシェークスピアもハムレットのなかで「血が燃え立つ時は、心もデタラメに、いろいろな誓いを口にいわせるものさ」と書いています。デタラメも「真実の愛」にすればよいのです。 |