ホテルマンのシエスタより

                

良い病院を選ぶ7つのチェック
 
医療格差が拡大しつつある昨今では、病院選びはとても大切な事です。
しかし、一口に良い病院といってもいろいろな視点があります。最新の先端医療機器が導入されているのも良い病院ですし、医者の技術がしっかりしているのも良い病院でしょう。
けれども、こうしたことは素人にはよくわかりません。
そこで、誰でもできる簡単な病院のチェックポイントを調べてみました。 

@病院の受付に医者や看護師がいるかどうか。

受付にいるのが医学の専門家ではない事務員では、どの診療科目にかかったらいいか的確な判断をしてもらえません。
最低でも看護師がいるのは当然で、できたら医者がいる病院がいいでしょう。
定年を迎えた医者が受付をしている病院は、わりとみかけます。

A放射線科がわかりやすい場所にあるかどうか。

外科や整形外科、あるいは内科や小児科でも、多くの患者が受けるのはレントゲンの検査でしょう。
ところが、ほとんどの病院は放射線科がわかりにくい場所にあります。地下にあったり、別棟にあったり。
地図を渡されて、その通り行ってくださいといわれても、困ってしまいます。
放射線科が正面玄関の近くなどわかりやすい所にあるかチェックしましょう。

B駐車場のサービスはどうなっているか。
 
最近では、車で通院する患者が増えています。患者さんだけでなくお見舞いも車で行くことを考えますと、駐車場を完備しているのは当然の配慮です。
中でも、駐車料金が無料の病院を選びましょう。

C トイレが様式であるかどうか。

腰や膝に怪我や病気のある患者は、和式のトイレは使えません。
ですから、病院のトイレは和式ではなく、洋式というのが常識です。
洋式トイレがたくさんある病院を選びましょう。

D トイレなど手洗いが温水かどうか。

冷たい水で手を洗いますと血圧が上昇します。その為、特に冬場に高血圧の患者が冷水で手を洗うのは危険です。
手洗いで温水が出てくるか確認しましょう。

E 公衆電話に仕切があるかどうか。

病院からかける電話は病気の話など他人に聞かれたくないことが少なくありません。
病院では携帯電話が使えませんから、公衆電話の有無も病院選びの重要なポイントになります。
患者のプライバシーを守ることができる、公衆電話があるか調べてみましょう。

F 産婦人科や小児科が独立しているかどうか。

産婦人科の外来の前を男性の患者さんが通らないのは当然のことです。
また、小児科の待合室が独立していないと、子供が病気を移されかねません。

 
ここに挙げた7つの項目は、あるお医者さんが、病院が患者を中心に考えているか、それとも医者の都合が優先しているかという視点から見たチェックポイントだそうです。

この七項目を参考に患者が主役という病院を選んではいかがでしょうか。